“J王者”川崎、磐田との開幕戦に3-0快勝で今季公式戦初勝利! 中村憲剛が1得点2アシストと爆発

敵地での開幕戦、前半3ゴールで勝負決める

 ディフェンディング・チャンピオンが白星発進を決めた。J1開幕節のジュビロ磐田対川崎フロンターレの一戦が25日に行われ、アウェーの川崎が3-0で今季公式戦初勝利を収めた。試合を決めたのはMF中村憲剛で、1ゴール2アシストと攻撃を牽引した。

 今季公式戦3連敗中と苦しむなかでJリーグ開幕を迎えた前年王者の川崎。序盤から元日本代表MF中村俊輔のFKからDF高橋祥平に左ポスト直撃のシュートを浴びるなど肝を冷やした。前半22分には左サイドを磐田MFアダイウトンに突破されたが、ここも守護神GKチョン・ソンリョンがファインセーブを見せた。

 二度のピンチを凌いだ川崎は同24分、MFエドゥアルド・ネットからの浮き球パスに抜け出た中村憲が豪快に頭で流し込んで均衡を破った。川崎の背番号14はテレビの中継カメラに向かって“BKBパフォーマンス”を披露し、チームの今季J初ゴールを祝福した。

 これで勢いに乗った川崎は同43分にDF谷口彰悟、同45分にDFエドゥアルドといずれも中村憲のアシストから立て続けにゴールを奪い、前半だけでリードを3点に広げた。

 磐田も新加入DFギレルメやMF田口泰士、そして中村俊を中心とした攻撃を仕掛けるも、ゴールは遠かった。両チームの中心である“中村対決”にも注目が集まった試合はそのまま3-0で終了。王者・川崎が快勝で2018年シーズンの船出を飾った。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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