「アリガトー、ケイスケ!」 メキシコ紙がパチューカ本田の劇的“決勝PK弾”に感謝

レオン戦の後半ATにPKで決勝ゴール パス成功率97.3%など攻撃陣の柱として機能

 パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間24日に行われたリーガMX(メキシコリーグ)後期第9節のレオン戦に先発フル出場すると、後半アディショナルタイムにPKで決勝ゴールを決めて2-1の勝利を呼び込んだ。

 前半にレオン、後半にパチューカが1点ずつを奪った試合で、ドラマは後半アディショナルタイムに訪れた。相手のペナルティーエリア内でのファウルでパチューカがPKを獲得すると、ボールをセットしたのは本田。緊迫した雰囲気のなかキッカーを務めた“背番号02”は、相手GKの動きを見極めてゴール右隅に決めた。これが、値千金の勝ち越しゴールとなり、決勝ゴールになった。

 メキシコ紙「エスト」は、この試合を「アリガトー、ケイスケ! 本田が90分にパチューカへの勝利をもたらす」との見出しで報じた。

 また、同紙が公開しているデータで本田はパス成功率97.3%を記録。シュート5本で枠内3本、チャンス創出数も4回と好データの残るゲームだったことが浮かび上がった。

 パチューカの勝利に貢献し、本田は後期リーグの9戦目を終えて4ゴール4アシストとほぼ1試合に1回ゴールに絡む成績を残している。6月に開幕するロシア・ワールドカップ本大会のメンバー入りに向けて、コンディションをますます上げてきている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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