「俺ゴールとったみたい」 長友、マインツの“ミス投稿”に反応 クラブは“公開謝罪”へ

武藤の得点をクラブ公式ツイッター日本語版が誤って長友と表記

 マインツは現地時間23日に行われたブンデスリーガ第24節ヴォルフスブルク戦を、1-1のドローで終えた。FW武藤嘉紀が途中出場し、投入後4分で即ゴール。25歳の日本人アタッカーの活躍で勝ち点1を手にしたが、クラブ公式ツイッター日本語版の速報であるミスが起こり、2000キロ近く離れたガラタサライの日本代表DF長友佑都がツイッターで反応している。

 マインツは前半6分にいきなり先制点を許し、同40分にはデンマーク代表FWエミル・ベアグリーンが負傷退場する事態に。これを救ったのは、ベアグリーンと代わって出場した武藤だった。同44分、左サイドのMFホルトマンのクロスがゴール前の武藤に入り、とっさの反応で合わせたシュートはゴール右隅へ。今季リーグ戦7得点目となる一撃で、1-1のドローに持ち込んだ。

 クラブ公式ツイッター日本語版は、「試合終了! 後半は両チームに得点はなく、両チームは勝点1を得ました」と引き分けの結果を速報したが、その後の一文に本来在籍していない選手の名前が明記されていた。

「@YutoNagatomo5 選手は41分から出場し、1ゴールを奪っています」(原文ママ)

 なぜか、得点者が今冬にインテルからガラタサライに移籍した長友になっていた。これには長友も即座に反応。自身の公式ツイッターに、マインツの投稿を引用する形で「俺マインツでゴールとったみたい」と嬉し泣きの絵文字付きで投稿。その約1時間後には、マインツの公式ツイッターが、「申しわけありません。正しくは @yoshimuto18 選手でした!」と“公開謝罪”を行っている。

 同日、長友はトルコ1部リーグ第23節ブルサスポル戦(5-0)でヘディングシュートを決めるも、オフサイド判定で“幻のゴール”となっていた。一日に二度の“幻のゴール”に直面する珍事に、思わず声を上げてしまったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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