外国籍Jリーガーをスペイン紙が異例特集 自身3カ国目のリーグ優勝を狙う助っ人は?
スペイン人選手はファンマとオスマルが所属 ポドルスキ、イバルボのビッグネームも…
Jリーグが2月23日に開幕した。初の試みとして金曜日のナイトゲームとなったサガン鳥栖対ヴィッセル神戸の試合を皮切りに、週末にはJ1とJ2合わせて計19試合が開催。待ちに待った新シーズンが注目を集めるなか、スペイン紙「AS」が異例とも言えるJリーグ特集を実施。今季J1で戦うV・ファーレン長崎のスペイン人FWなど、日本で活躍する外国籍選手を紹介している。
「金曜に開幕するJ1の舞台に、数年ぶりにスペイン人選手がピッチの上に立つ」
記事では、今季J1リーグのピッチに立つスペイン人選手のFWファンマ(長崎)とMFオスマル・バルバ(セレッソ大阪)を紹介。アラベス(当時3部)などに在籍していたファンマについては「壮大なシーズンのフィナーレとなるJ1昇格に大きく貢献した」と称え、昨季J2の長崎で32試合11ゴールという成績を残したことを取り上げている。
一方、オスマルはリーガ・エスパニョーラのラシン・サンタンデールやタイのブリーラム・ユナイテッド、韓国の強豪ソウルFCなどを経てJリーグ入り。「スペインを旅立ち多くのキャリアを経て到着した」とこれまでの道のりを紹介するとともに、「タイと韓国の両方でタイトルを獲得しており、C大阪でもその再現を狙っている」と期待を寄せている。
その他にも、今年からヴィッセル神戸でキャプテンを務める元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを筆頭に、サガン鳥栖の元コロンビア代表FWビクトル・イバルボ、横浜F・マリノスのマケドニア代表MFダビド・バブンスキーとポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラ、今季名古屋グランパスに加入したオーストラリア代表GKミチェル・ランゲラクなどが、日本のトップリーグでプレーしていると紹介されている。
新たなシーズンを迎えるJ1リーグで、スペイン人コンビを含めた外国籍選手たちがどんなプレーを見せるのか。彼らの一挙手一投足から目が離せない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images