浦和エース興梠、相性抜群のFC東京戦へ開幕ダッシュ宣言 「2、3点取って勝ちたい」
浦和移籍後、FC東京戦は12試合で9ゴール 「非常に得点が欲しい」
アジア王者の浦和レッズは、24日に敵地でFC東京と戦う。赤き軍団にとって相性の良い相手だが、昨季最後まで得点王争いを盛り上げたエースも“お得意様”を相手にスタートダッシュを目論む。
浦和は2014年以降、FC東京戦は9勝1分で8連勝中と相性は抜群だ。興梠は13年に浦和へ加入したが、昨季までの公式戦12試合で9ゴールを記録。直近3試合でも、ハットトリック1回を含む6得点を決めている。鹿島アントラーズ時代も、08年から12年までに6ゴールを決めており、通算15ゴール。昨季も味の素スタジアムで、最終ラインの背後に抜け出してGKとの1対1で技ありの先制弾(1-0)を沈めていた。
「お互い難しい試合にはなると思います。ただ、FWは点を取ることでコンディションも上がってきますし、そういう意味では非常に点が欲しい。自分としてもゴールを目指すし、チームが勝ち点3を取れるように戦う」
興梠は自らのゴールで開幕戦勝利を手繰り寄せる意欲を示した。
昨季はプロ13年目でキャリアハイの20得点を挙げ、今季は得点王の期待も懸かる。ただ、本人は「20点というのは簡単に取れる数字ではない」と楽観視はしていない。長いシーズンを見据えて「最低でも二桁を取らないといけない。去年くらいの数字になれば、それが一番自分にとっては理想になると思う」と、個人タイトルは後からついてくるものというスタンスを崩さなかった。
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