コーナーフラッグを武器化!? 前代未聞の“槍事件”に海外騒然「最新のサッカー戦術」

コパ・リベルタドーレスU-20準決勝、追いかけ回されたプレシアードがコーナーへ

 南米のサッカーファンは熱狂的で知られるが、選手たちも時にヒートアップしすぎてしまう場面もある。U-20のクラブによる国際大会で、コーナーフラッグを武器にして相手を牽制する異例の事態が発生。衝撃の行動に海外メディアは「コーナーフラッグを槍として使用した」「最新のサッカー戦術」と物議を醸している。

 南米サッカー連盟が主催する、南米大陸クラブ王者決定戦「コパ・リベルタドーレス」のU-20対象大会準決勝のCAリバープレート(ウルグアイ)対インデペンディエンテ(エクアドル)で“事件”は起こった。

 試合は前半にインデペンディエンテが先制するも、リバープレートも後半5分から3分間で2ゴール挙げる猛攻を見せ、一気に逆転する。しかし、後半30分にインデペンディエンテが同点に追いつくと、その1分後にMFレニー・ハラミロの決勝弾が生まれ、インデペンディエンテが3-2で勝利した。

 試合後、インデペンディエンテのMFアンジェロ・プレシアードは、控え選手を含めてリバープレートの選手7名ほどに追いかけ回されていた。ひたすら逃げていたプレシアードだったが、途中で何かを思いついたように方向転換して左コーナーへ。すると、コーナーフラッグを引き抜き、なんとそれを振り回して相手を威嚇したのだ。

 

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