ドルトムント新FWバチュアイ、人種差別被害をSNSで告白「モンキーというノイズが…」

ドルトムントのバチュアイ、SNSで人種差別発言を受けたとSNSで明かして波紋呼ぶ

 MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間22日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第2戦、敵地アタランタで1-1と引き分け、2戦合計スコア4-3で16強進出を決めた。しかし、この試合で1月に新加入したベルギー代表FWミシー・バチュアイがスタンドのサポーターから人種差別的発言を聞いたとSNSで明かし、波紋を呼んでいる。英公共放送局「BBC」が報じた。

 ドルトムントは前半11分に先制を許し、この時点ではアウェーゴールの差で敗退となる展開だった。しかし、試合終了も迫る後半38分、アタランタGKエトリト・ベリシャがはじいたこぼれ球を負傷から復帰して途中出場していたDFマルセル・シュメルツァーが右足で蹴り込んだ。

 ドルトムントは1-1でゲームを終え、2戦合計スコア4-3でベスト16に駒を進めた。

 しかし、スタメンフル出場したドルトムントのFWバチュアイは自身のツイッターに勝利の祝福よりも先に「2018年にもなって、いまだにスタンドから差別的なモンキーというノイズが…本当に?」と自身のツイッターに投稿。スタジアムに来ていたサポーターから人種差別的なチャントがあったことを示唆し、ショックを隠せないでいる。

 

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