劣勢なのになぜ? 韓国の水原、鹿島戦で「一人カーリング」パフォーマンスに驚きの声
鹿島の2点リードで迎えた終盤、水原MFクリストバンがゴールで意外なパフォーマンス
鹿島アントラーズは20日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2戦、水原三星とのアウェーマッチに臨み、今季から10番を背負うFW金崎夢生の2ゴールやGKクォン・スンテのPKストップもあり、2-1で勝利した。Jリーグ公式YouTubeチャンネルが試合のハイライト映像を公開し、水原の意外なゴールパフォーマンスが話題となっている。
試合は開始8分、MF遠藤康が浮き球パスを送ると、抜け出した金崎が相手GKとの1対1で難なく決めて鹿島が先制。同24分に鹿島はPKを献上するも、GKクォン・スンテの好セーブで難を逃れ、後半14分に金崎が追加点を決める。鹿島が2-0とリードして迎えた後半43分に水原のブラジル人MFクリストバンに1点を返されるが、試合はそのまま2-1で鹿島が勝利を収めた。
脚光を浴びているのは、水原のゴールパフォーマンスだ。得点者のクリストバンは喜びを露わにすると、おもむろに跪き、右手を大きく振って何かを飛ばす仕草を見せた。これは韓国で行われている平昌五輪の一種目でもあるカーリングを真似たもので、ストーンを投げるかのように右腕を振り、すぐさま立ち上がってリンクをブラシで磨くかのように自らスィーピング動作を披露。一人カーリングのパフォーマンスをホームのサポーターに届けた。
Jリーグ公式YouTubeチャンネルが動画を公開し、クリストバンが喜ぶ様子も収められている。返信欄では「ゴールパフォカーリングだよね?笑」「追っかけてる側なのにゴールパフォとか」「負けてんのによくパフォーマンスしたな」など驚きの声も上がっている。
水原はホームで1-2と敗れたが、“一人カーリング”のパフォーマンスは注目を集めているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images