「夢中になりすぎ」 ナポリ主将、コーナーフラッグ破壊で警告&ゴール取り消しの“二重苦”
ゴールに歓喜するハムシクだったが…イエローカード&ノーゴール判定と悲劇の結末
セリエA首位を走るナポリの主将が、現地時間18日のリーグ第25節スパル戦で珍事に見舞われた。ゴールセレブレーションでコーナーキックを破壊してイエローカードを受けるとともに、得点がビデオ・アシスタント・レフェリー制度(VAR)で取り消しになるという“二重苦”。海外メディアもこの事態を取り上げている。
ナポリはスパル戦の前半6分にMFアランがゴールを決め、幸先良く先制した。さらに1-0で迎えた後半18分、アランのボール奪取からカウンターを仕掛け、最後はゴール前で主将のスロバキア代表MFマレク・ハムシクがDF二人に挟まれながらヘディングシュートを決め、ゴールネットを揺らした。
ゴールを決めたハムシクは雄叫びを上げながら左コーナーへと向かい、ピッチサイドに向かっておもむろにスライディング。勢いよく滑り込むと、右足裏でコーナーフラッグを思い切り蹴り飛ばし、真っ二つに折ってしまった。
しかし、ひと通り喜び終えた後、クラウディオ・ガビルッチ主審はVARによる得点シーンの確認を宣告。ラストパスを受けたハムシクがオフサイドポジションにいたとしてゴールが取り消しとなり、さらに破損行為によってイエローカードが科された。