マンU守護神デ・ヘア、超絶セーブの反響拡大 ファン崇拝「スーパーマン」「神よ」

CLセビージャ戦、右手一本で大ピンチを回避 相手にはその手は大きく見える!?

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間21日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、セビージャとの敵地での第1戦をスコアレスドローで終えた。シュート25本を浴びるなか、守護神のスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが好セーブを連発。とりわけ、前半終了間際のピンチを防いだアクロバティックな超絶セーブには「スーパーマン」「神よ」と称賛が相次いでいる。

 ユナイテッドは敵地でセビージャに主導権を握られ、ボール支配率は46%止まり。シュートも25本を浴びる劣勢を強いられた。試合のハイライトとなったのは前半終了間際だ。セビージャは右サイドからのクロスにコロンビア代表FWルイス・ムリエルが抜け出し、完全にフリーでジャンピングヘッドを放った。絶体絶命のピンチで、デ・ヘアは直前まで動かず、至近距離からの強烈なシュートに鋭く反応。右手一本でボールを弾き、セビージャに得点を許さなかった。

 衛星放送「BTスポーツ」は、「なんてセーブだ。得点はゼロのまま」とデ・ヘアの神セーブの前に得点が幻に消えたムリエルが、ピッチに膝をつき、ポストに額を当てて悔しがる姿とともに紹介。ファンからは「セーブマシーン」「おお、神よ」「彼は人間じゃない。スーパーマンだ」「レジェンド」と称賛の声が相次いだ。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」のサッカー専門インスタグラムは、「ダビド・デ・ヘアと対峙した時、ストライカーには何が見えているか」と綴り、セーブの瞬間の写真に、デ・ヘアのキーパーグローブをつけた手が何倍にも大きくなった形に加工して、相手ストライカーに与える迫力を伝えている。

 アウェーゴールこそ奪えなかったものの、守護神デ・ヘアの神がかり的な活躍で第2戦に望みをつないだユナイテッド。CLベスト8を懸けた大一番は3月13日に行われる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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