香川真司、V字回復のドルトムントで復権 ブンデス公式も注目「新監督の下で変貌」
「今季、カガワらはベストフォーム」と言及
ボス体制では1試合平均2.3得点(シュテーガー体制では1.6)という攻撃力が目を引いたが、その一方で守備は崩壊。未勝利が続いた8試合の間で許した失点は21にも及び、そのうち5つはカウンターからのものだった。守備の綻びがそのままボス政権の崩壊を招いた。
バトンを受け継いだシュテーガー監督はチームに攻守のバランスをもたらし、就任後のリーグ戦は8試合で6失点と守備組織を立て直し、堅実に勝利を積み重ねている。
その好調の要因の一つが選手個々のパフォーマンスの上昇だと記事では指摘されている。ビッグセーブ連発で自信を深めるスイス代表GKロマン・ビュルキを筆頭に、ドイツ代表FWアンドレ・シュールレ、同MFマリオ・ゲッツェ、そしてMF香川らの名前が挙がった。
「新監督の下で変貌を遂げたのはビュルキだけではない。今季、シュールレ、ゲッツェ、シンジ・カガワらはベストフォームを示している。同時に(マルコ・)ロイス、ウカシュ・ピスチェクも怪我から復帰して奮起している」