「名人級」の股抜き! 絶妙な足裏タッチ&半回転…バルサMFが“被害者”で世界注目
チェルシーのスペイン人MFアロンソ、バルサMFラキティッチに圧巻スキルを繰り出す
チェルシーは現地時間20日行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦、本拠地バルセロナ戦を1-1ドローで終えた。白熱の攻防を繰り広げたなか、チェルシーのスペイン人MFが圧巻スキルを繰り出し、バルサMFが被害者となった場面が反響を呼んでいる。
試合はともに決定打を欠いて0-0のまま後半へ突入すると、同17分にブラジル代表FWウィリアンのシュートでチェルシーが先制に成功。だがバルサも負けじと同30分、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシがチェルシー戦9試合目にして初ゴールを決め、最終的に1-1ドローとなった。
この一戦で脚光を浴びたのは、チェルシーの先発メンバーに名を連ねたスペイン人MFマルコス・アロンソだ。スペイン代表経験こそないが、レアル・マドリード下部組織出身のアロンソはボルトン、フィオレンティーナを経て16年夏にチェルシーに加入。5年契約、移籍金2300万ポンド(約34億円)で引き抜かれた男は、昨季31試合に出場し、今季も27節終了時で25試合に出場している。
0-0で迎えた前半41分、サイドライン際で相手と競り合いになったアロンソは、バルサのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチに素早く寄せられて窮地に陥る。だが。ここで卓越した足技を見せる。
先にボールに追いついたアロンソは、背後から迫るラキティッチの存在を認識すると、左足の裏側でちょこんとタッチ。相手の足ごとボールを奪いにいったラキティッチは、見事に股抜きをされる形で肩透かしに遭い、アロンソは素早い反転で局面を打開した。