チェルシーMFセスク、CL敵地バルサ戦へ警戒「カンプ・ノウで守り倒すのは自殺行為」

CL決勝16強第1戦バルサ戦、チェルシーが本拠地で先制するも追いつかれ1-1ドロー

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の注目カードが現地時間20日に行われ、チェルシー対バルセロナの第1戦は1-1のドローに終わった。この試合でチェルシーはほぼ完璧な守備対応を見せながら、一つのミスでアウェーゴールを与える展開となった。アドバンテージを得られなかったことに、かつてバルサに所属した経験のあるスペイン代表MFセスク・ファブレガスは「次戦のカンプ・ノウで守り倒すのは自殺行為」と試合直後のインタビューで語った。

 チェルシーのアントニオ・コンテ監督が立てたゲームプランは、ハマっていたはずだった。ペナルティーエリア付近で構築した守備ブロックに対して、バルサ攻撃陣はボールを持ちながら攻めあぐねるなか、後半16分にはこの日好調だったブラジル代表MFウィリアンのコントロールショットでチェルシーが先制。地元テレビ局「BTスポーツ」に「今日は勝利に値したと思った」とウィリアンは試合を振り返っている。

 ところが同30分、チェルシー最終ラインの横パスがスペイン代表MFアンドレス・イニエスタにかっさらわれ、最後はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに同点ゴールを決められた。同対戦カードで8試合連続無得点に抑えてきたメッシに得点を許した気落ちもあったか、チェルシーは勝ち越し点を奪えず90分間を終えている。

「僕らは(陣形を)コンパクトに保ちつつ、走れていた。ウィリアンはハットトリックもできたんじゃないかな」と話すのはセスクだ。ポスト直撃シュートが2本あったウィリアンの働きを称賛しつつも、3月14日第2戦のアウェー戦についてもこう話している。

 

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