バイエルンがCL16強初戦でベジクタシュに5-0完勝! レバンドフスキが貫禄の2ゴール
序盤にベジクタシュDFが一発レッド ハメスが負傷交代するアクシデントも…
ブンデスリーガ王者バイエルンが、UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で圧倒的な力を見せつけた。ベジクタシュ(トルコ)との第1戦で5-0の圧勝。終盤のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの2得点によって、準々決勝進出をほぼ確定的なものとした。
試合は前半16分、パスミスを奪って抜け出そうとしたレバンドフスキをスライディングタックルで止めたベジクタシュDFドマゴイ・ヴィダが一発レッドカードで退場し、バイエルンが1人多いなかで試合が進む展開となる。
ベジクタシュが必死に耐える展開となるなかでスコアが動いたのは同43分、左サイドのMFキングスレイ・コマンの突破からのラストパスをDFダビド・アラバが触れてコースを変え、最後はゴール前のFWトーマス・ミュラーが詰めて先制に成功した。しかしその直後に、MFハメス・ロドリゲスが負傷で交代するアクシデントも起きた。
後半8分、右サイドを突破したレバンドフスキのラストパスをコマンが流し込み2-0。同21分にはハメスと交代したFWアリエン・ロッベンの突破からDFヨシュア・キミッヒのクロスに、ミュラーがボレーで合わせて3点目をゲットした。
そしてラスト10分間で、エースが仕事をする。同34分には、DFマッツ・フンメルスのミドルシュートのこぼれ球をレバンドフスキがいち早く詰めて4点目。さらに同43分、スルーパスに抜け出したミュラーのおぜん立てをレバンドフスキがゴールへと流し込んで5-0とし、第1戦の90分間でほぼ決着をつけた。
ロシア・ワールドカップで日本と同グループとなるポーランドとコロンビア、その両エースであるレバンドフスキとハメスにとって明暗が分かれる形となったが、バイエルンが圧巻の攻撃力を見せつけた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images