「頑張れよ俺。。」 日本代表DF長友佑都、同世代・小平奈緒の“美しき抱擁”に感銘

平昌五輪で金メダル獲得の小平に刺激「同い年だと知り、自分の未熟さを感じた」

 ガラタサライの日本代表DF長友佑都が、20日に公式ツイッターを更新。平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルに輝いた小平奈緒が、母国で3連覇を果たせず銀メダルに終わった韓国人選手を抱きしめて慰める姿は世界中に感動を呼んだが、長友も「美しかった」とスポーツマンシップを称賛。そして、「頑張れよ俺」と自らにエールを送っている。

 長友は20日、自身のツイッターを更新し、「スケートの小平選手と韓国選手の試合後の抱擁は美しかった」と切り出した。2日前には平昌五輪でスピードスケート女子500メートルが行われ、小平が五輪新記録の36秒94で優勝。自身3度目の五輪で悲願の金メダルを手にした。一方、母国で3連覇を狙ったイ・サンファ(韓国)は銀メダルに終わり、リンクで号泣したが、小平はライバルを抱きしめ、言葉をかけて慰めたのだった。

 この感動的なシーンは世界中で反響を呼んだが、長友も「アスリートとしてではなく、1人の人間として、誇り、情熱、尊敬すべてが入り混じったシーンだった」と感銘を受けた様子。今回の快挙を機に、小平が同じ1986年生まれの31歳であることを知り、長友なりに感じるものがあったようだ。

「あと小平選手と僕は同い年だと知り、自分の未熟さを感じた。あんな行動なかなかできないよ。頑張れよ俺。。と投げかける一日。」

 長友もスポーツマンシップ溢れるプレーと行動でサッカー界を牽引してきたが、己の未熟さを感じたという。自身に頑張れとエールを投げかけた長友が、新天地トルコでどのような飛躍を遂げていくのか、興味深いところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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