来季レアル内定“新ネイマール”が超絶スキル 相手負傷の切れ味に大反響「半端ない」

フラメンゴのFWヴィニシウスが高速シザースから“アンクルブレイク”の切り返しを披露

 “新ネイマール”とも称されるブラジルの至宝が圧巻の足技を見せ、あまりの切れ味に対峙したマーカーが負傷する事態が発生した。スペイン1部レアル・マドリードへの移籍が内定しているフラメンゴの17歳FWヴィニシウス・ジュニオールは、リオデジャネイロ州選手権ボアビスタ戦(2-0)で1ゴールを決めたが、得点シーン以上に脚光を浴びたプレーが反響を呼んでいる。

 試合は後半20分に相手のオウンゴールでフラメンゴが先制すると、後半33分にはヴィニシウスがダメ押しのゴールを奪い、敵地で2-0と快勝を飾った。さらに、新進気鋭の17歳は個人技でも魅せた。右サイドのコーナー付近でボールを持つと、ボアビスタのDFカドゥ・フェルナンデスと1対1を展開。間合いを詰め、右、左、右、左と高速シザースを繰り出して相手を翻弄し、縦へ突破を仕掛けてセンタリングを上げる構えを見せた。

 しかし――。右足インステップで蹴ると見せかけ、右足ヒールで軸足の後ろを通し、左側へ方向転換。完全に相手DFを無力化した。別の選手がカバーリングに入ったため、そのままペナルティーエリア内に侵入とはいかなかったが、あまりの鋭い切り返しに、決死のスライディングを試みたフェルナンデスは足を痛めて途中交代となった。

 スペイン紙「マルカ」は、「ヴィニシウスがドリブルでライバルを負傷させた」と動画付きで報道。英紙「デイリー・メール」も「彼は最新の超絶スキルでマドリードファンを夢中にさせた」と連続写真とともに振り返り、「ヴィニシウスはクレバーだった」と称えている。

 

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