ACL初戦逆転負けの柏、PK獲得もクリスティアーノが失敗 天津権健戦は前半スコアレス
一進一退の攻防が続くなか、前半26分にPKを得るもクリスティアーノが決められず
柏レイソルは20日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2戦で天津権健(中国)と対戦。前半途中でPKを得たもののFWクリスティアーノが決められず、前半を0-0で折り返した。
柏は第1戦の全北現代戦、前半で2点のリードを奪いながら2-3の逆転負けを喫する苦いスタートとなった。そのスタメンから変更したのは、DF亀川諒史からDFパク・ジョンスの一人のみ。GK中村航輔とFW伊東純也の日本代表勢、クリスティアーノらが先発した。
試合は立ち上がりの前半4分、天津のロングスローからFWアントニー・モデストに際どいヘディングシュートを浴びるが、同12分には第1戦でゴールを挙げたMF江坂任が際どいシュートを放つなど、一進一退の攻防が続いた。そのなかで柏はセットプレーを活路にゴールへと迫る場面が目立った。
すると前半26分、右サイドからのクロスに飛び込んだ江坂の顔面に、クリアにいった相手DFリウ・イーミンの足が入ってPKを獲得。江坂が負傷治療する事態となり、その後のPKキッカーをクリスティアーノが務めた。しかし、相手GKに読まれて弾かれ、こぼれ球に詰めたものの、相手GKジャン・ルーの手を蹴ってしまう形となって先制点はならず。この一連のプレーで小競り合いが起きた。
劣勢と見た天津は前半37分に早くも元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを投入。その直後にはMFハモン・ロペスのシュートが相手GKに弾かれクロスバーに直撃するなど運に恵まれなかったが、流れを変えに来た相手に対して屈さず勝ち点3を得られるか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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