ロジャース監督が解任望む横断幕をブラックジョークで交わす

「ラファの代理人かと思ったよ」

 リバプールのブレンダン・ロジャース監督は、解任を要求するサポーターが用意した横断幕にジョークを交えて言及した。英メディア「BBC」が報じている。
 リバプールは2日、敵地でクイーンズ・パーク・レンジャーズと対戦し、2-1と勝利を収めた。
 この日のアンフィールド上空には、一部のサポーターによって「ロジャース アウト ラファ イン」という、ロジャース監督を解任し、かつてリバプールで指揮を執ったナポリのラファエル・ベニテス監督の復帰を望む横断幕が飛ばされた。
 しかし、ロジャース監督は試合後、その件について尋ねられると 、余裕を持った受け答えで自身の解任説を一蹴した。
「てっきりラファの代理人のものかと思ったよ(笑)。フットボールというのは思い出があっという間に過ぎ去ってしまう。我々は昨季の今頃、最もタイトルに近い位置に立っていたのだからね。ビッグクラブ故にさまざまな名前が飛び交っているが、私は続けるよ」
 ロジャース監督は就任3年目でいまだ無冠が決定し、今季はUEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得も絶望視されている。しかし、長きに渡って不振に苦しんだ名門の復興に強い自信をにじませていた。
【了】
サッカーマガジンZONE編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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