川島永嗣の冷静なハイボール処理に高評価 仏リーグ「今節トップ5セーブ」に選出
トロワ戦で見せたクロス対応が5位にランクイン
フランス1部メスで2シーズン目を過ごす日本代表GK川島永嗣は、今季開幕直後こそベンチを温める機会が多かったものの、その後は正GKの座をつかみ、ここまでリーグ戦19試合に出場している。17日に行われた敵地トロワ戦では奮闘虚しく0-1で敗れたものの、試合中に見せたワンプレーが評価され、「Omnisport」の「リーグ・アン第26節トップ5セーブ」に選出されている。
最初に紹介された第5位に、川島のプレーが選ばれた。対戦したトロワのFWサミュエル・グランシルが右サイドから放った高い軌道のクロスを、「ここしかない」という抜群のタイミングでジャンプし処理。相手FWアダマ・ニアネも飛び込んできており、ワンテンポ遅ければ失点していたかもしれない。
第4位にはパリ・サンジェルマンと対戦したストラスブールのGKアレクサンドル・ウキジャが選出された。左サイドからFWネイマールが中央へクロスを送ると、DFパブロ・マルティンスの裏に一瞬で入り込んだFWエディンソン・カバーニがゴール左隅を狙ってヘディングシュート。逆を突かれたウキジャだったが、抜群の反射神経から右へ横っ飛びしセーブした。
トップ3は、驚異的な反射神経によるビッグセーブが並ぶ。3位のナントGKチプリアン・タタルシャヌは、試合終盤の89分、ニースMFウィラン・シプリアンのCKに中央で合わせたMFピエール・レース・メルのヘディングシュートに左手一本で反応してブロックに成功。勝ち点1獲得に大きく貢献した。