レアルがデ・ブライネ獲得に265億円用意か ネイマールに続く“夢の補強計画”が浮上

ライバルのバルサで指揮を執ったペップの“教え子”に白羽の矢

 スペインの名門レアル・マドリードは、来季の復権に向けて“ペップ・ブランド”に大金を費やし、中核に据える方針があるという。スペインメディア「ドン・バロン」が報じている。

 かつてレアルのライバルチームであるバルセロナで指揮を執ったペップ・グアルディオラ監督は、マンチェスター・シティを率いてプレミアリーグで完全な独走態勢に入っている。その中心に君臨しているのが、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネだ。

 チェルシーでのジョゼ・モウリーニョ監督の指揮下や、一昨季までのマヌエル・ペジェグリーニ監督の指揮下ではサイドアタッカーとして局面突破する印象が色濃かったデ・ブライネだが、ペップ政権でセンターハーフに入ると才能を一気に開花させた。組み立てからフィニッシュにまで周囲の選手と連動しながら絡んでいく様は、欧州屈指のミッドフィルダーとして称されるほどだ。

 レアルはそのデ・ブライネ獲得を目論み、夏の移籍市場では2億ユーロ(約265億円)のオファーを出す予定だという。レアルの中盤にはブラジル代表MFカゼミーロ、ドイツ代表MFトニ・クロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチが君臨するが、そこに成長著しい26歳を加えてより厚みのあるミッドフィールドを形成する狙いがあるようだ。

 前線ではパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールを獲得するとの噂が耐えないレアルだが、中盤にはペップが覚醒させた男を最上位にリストアップしている模様。ジネディーヌ・ジダン監督の進退問題と後任選定も含め、6月のロシア・ワールドカップ終了後のレアルは移籍市場の話題を独占しそうな情勢になっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング