ドログバの息子が仏1部ギャンガン入り 父の元同僚ランパード&テリーも祝福メッセージ
17歳のアイザックが父もかつてプレーしたギャンガンと契約
アメリカの3部相当ユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)のフェニックス・ライジングでプレーしている元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバは、昨年11月に2018年限りでの現役引退を発表した。しかし、ストライカーの血は次の世代に受け継がれていきそうだ。ドログバの息子である17歳のアイザック・ドログバがフランス1部リーグ・アンのギャンガンへ加入することが決まった。クラブ公式SNSが伝えている。
父と同じストライカーのアイザックは、チェルシーの育成組織でプレー。今回、やはり父の古巣であるギャンガンへ加入することが決まった。
父ディディエはフランスのル・マンでプロデビューし、2001-02シーズン途中から1年半ギャンガンでプレー。公式戦通算50試合で24得点を決めた。その後、マルセイユに渡ってさらなるブレークを遂げた。息子のアイザックもフランスの地から大きな一歩を踏み出すことになった。
ギャンガン公式ツイッターとインスタグラムがアイザックの加入を発表すると、元チェルシーのレジェンドからも祝福のメッセージが寄せられた。
元イングランド代表MFフランク・ランパードは「おめでとう! アイザックは小さい頃から礼儀正しい少年だったことを覚えている。今ではすっかり大人の男だ」と綴った。さらに同DFジョン・テリーも「彼がこんなに大きくなったなんて信じられないな。おめでとう」と元同僚の息子の成長に驚きを隠せない様子だった。
父の足跡を辿る“ドログバ二世”のアイザック。コートジボワールではなくイングランド代表入りも夢見ていたという逸材は、フランスで飛躍を遂げることができるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images