英3部ウィガン、衝撃の下剋上 プレミア首位マンC撃破に指揮官歓喜「最高の気分だ」
「選手は仕事ぶりに相応しい栄誉を手にした」
ウィガンを率いるポール・クック監督は「最高の気分だ」と歓喜し、「厳しい試験のようだった。彼らは本当に強いチームで、非常に上手くボールを動かした。運に支えられた。退場者が出るということは大きな事件だ」と格上シティ相手の勝利を振り返った。
さらに、「彼らはその仕事ぶりに相応しい栄誉を手にした。彼らが見せたいくつかのブロックは素晴らしかった。シティを倒すにはあれだけのプレーが必要だ」と戦い抜いたチームを称えていた。
ウィガンは2012-13シーズンをもってプレミアリーグから降格したが、同シーズンにシティを破り、FAカップ初優勝を達成。現在は3部だが、プレミア首位を走るシティに土をつけるジャイアントキリングを成し遂げた。3回戦のボーンマス、4回戦のウェストハムに続き、3連続でプレミアクラブを撃破している。
敗れたシティは今季公式戦3敗目。まさかの敗退で、残されていた4冠の可能性はここで潰えた。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images