ドルトムント香川、復帰は3月か シュテーガー監督が故障に言及「2週間はかかる」

深刻でないが、3月に日本代表の欧州遠征が控えるなかで「もうしばらく時間はかかる」

 ドルトムントのMF香川真司は足首の負傷で戦線から離れ、公式戦2試合連続で欠場している。ペーター・シュテーガー監督は復帰までさらに2週間程度の時間がかかると明かしており、背番号23がピッチに戻ってくるのは3月に入ってからになりそうだ。ドイツ紙「レヴィア・シュポルト」が報じた。

 香川は現地時間10日のリーグ第22節ハンブルガーSV戦の後半、味方へパスを出した後に足首を捻った。そのまま途中交代し、そこから2試合連続で欠場が続いている。

 シュテーガー監督は香川の怪我の状態について「それほど深刻なものではない」としているが、「もうしばらく時間はかかる」とコメント。完治まではさらに「2週間はかかる」と明かした。

 ドルトムントは現地時間22日にEL決勝トーナメント1回戦の第2戦でアタランタと対戦。リーグ戦では26日にアウクスブルク、3月3日にRBライプツィヒ、同12日にフランクフルトという日程となっている。

 3月下旬には日本代表のベルギー遠征が控え、23日にマリ、27日にウクライナとの対戦が組まれている。ロシア・ワールドカップを見据えた貴重なテストの場で、昨年11月の欧州遠征でメンバー外となった香川もより一層燃えるものがあるはずだ。

 怪我から復帰し、すぐにコンディションを取り戻すことはできるのだろうか。クラブ、代表ともに熾烈なポジション争いが待ち受けるなかで「小さな魔法使い」の真価が問われる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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