ストラスブール戦でネイマールが逆転弾、相手GKやDF二人翻弄のテクニック披露

　フランス1部パリ・サンジェルマン（PSG）は、現地時間17日の第26節ストラスブール戦で5-2と快勝した。PSGの攻撃力が爆発したなか、ブラジル代表FWネイマールが相手GKをかわし、ゴール前1メートルで相手二人を翻弄する圧巻のスキルを披露して話題を振りまいている。

　試合は開始6分にまさかの先制点を献上するも、前半11分にPSGのドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが同点弾。そして同21分にネイマールが卓越したテクニックで会場を沸かせる。

　MFジオバニ・ロ・チェルソからのパスをペナルティーエリア内左で受けたネイマールは、正確なトラップから一気にスピードアップして相手一人を置き去りにすると、相手GKが飛び出したなかシュート。これは防がれてしまうが、こぼれ球を拾ったネイマールが巧みなボールコントロールでGKをかわす。だがストラスブールの守備陣も必死に戻り、二人がゴールライン上でブロックを試みた。

　ゴールまで約1メートルの位置でブラジルの至宝が本領を見せつける。シュートを打つと見せかけ、足の甲でふわりとボールを浮かすフェイントを繰り出す。完全にタイミングを外された相手二人は味方同士で衝突する形となり、ネイマールは難なくゴールを陥れた。