“ジダン退任”の可能性が浮上するレアル 「後任監督候補3人」をスペイン紙選出

続投の条件はCL3連覇? 後任候補にクロップ、レーブの名前も…

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、今季リーグ戦の苦戦により、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇を成し遂げることが来季続投の条件と現地メディアで報じられているが、退任となった場合の後任候補3人をスペイン紙「AS」が報じている。

 レアルは18日のベティス戦を5-3という乱戦の末に勝利し、勝ち点45の暫定4位。1試合消化が少ないため水曜日のレガネス戦に勝利すれば3位まで順位を上げるが、首位バルセロナとの勝ち点差は現時点で17と大差がつき、リーグ優勝は絶望的になっている。

 そうしたなかで、ジダン監督の辞任、あるいはクラブ側が解任を決断した場合の後任候補として、同紙は3人の名将の名を挙げた。

 1人目が、リバプールを率いているユルゲン・クロップ監督だ。ドルトムント時代にはMF香川真司をトップ下として起用し、運動量をベースとした攻撃的なサッカーを展開した。一方で、英メディアではリバプールと2016年夏に契約更新した際に、22年までの6年契約を締結したと報じられているだけに、実現のためにはリバプールとの交渉が必要になる。

 2人目の候補として挙げられたのは、ドイツ代表を率いるヨアキム・レーブ監督。6月のワールドカップ本大会で連覇に挑むレーブ監督だが、こちらも2020年の欧州選手権まで代表監督の契約を更新している。現在のレアルには中盤にドイツ代表MFトニ・クロースが所属しているという縁はあるものの、こちらも“引き抜き”が必要な状況にある。

 

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