C・ロナウド、弾丸ショットで直近6戦10ゴール 華麗なる復活で“2018年得点王”に浮上

ベティス戦でも1ゴール 2018年突入後のリーガ8得点はトップの数字とスペイン紙報道

 2017-18シーズン後半戦に入って、レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドがトップギアに入ってきた。現地時間18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節ベティス戦で1ゴールを決めるなど、5-3の打ち合いに貢献した。スペイン紙「マルカ」によると、直近の公式戦6試合で10ゴールと量産体制に入っていると報じている。

 試合は前半11分にロナウドのミドルのこぼれ球をMFマルコ・アセンシオが押し込んでレアルが先制。その後ベティスに2点を奪われ逆転されたものの、後半に入るとDFセルヒオ・ラモスのヘディングシュートとアセンシオの2点目で再逆転。そして仕上げは同20分、MFカゼミーロの浮き球パスに反応したロナウドがゴールを陥れた。試合終盤にはロナウドと交代で投入されたFWカリム・ベンゼマが久々の得点を決めるなど、攻撃陣にとっては最高の形で試合を締めた。

 レアルにとって何よりも心強いのは、エースの復調だろう。この日は“1ゴールにとどまった”ものの、直近の公式戦6試合で10得点の固め打ち。前節レアル・ソシエダ戦での今季初のハットトリック、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマンとの第1戦での2ゴールを含めて、大事なところで決める勝負強さが戻ってきた感がある。

 また、同紙によればこのハイペースなゴールラッシュによって、2018年突入以降に限ればリーガでの得点数「8」はトップの数字で、全体のランキングでも12ゴールとなり、気づけば1位のバルセロナFWリオネル・メッシの20ゴールと8点差になっている。チームはCL3連覇と来季CL出場権獲得が現実的かつ最大の目標となるが、エースの復調ぶりは何よりも心強いはずだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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