韓国美女MFイ・ミナが新天地デビュー 初PSMで10番岩渕と好連係、INAC勝利に貢献

初PSMに先発した韓国代表MFイ・ミナが得点に関与…INACがフル映像を公開

 昨年12月に日本で行われたE-1選手権で、韓国女子サッカー代表の10番を背負ってプレーしたイ・ミナは、今季からなでしこリーグ(日本女子サッカー)1部のINAC神戸レオネッサに移籍した。確かな実力とその美貌で母国でも注目を集めるMFが18日、INACのユニフォームを着用し、プレシーズンマッチに出場。ゴールに関与するパフォーマンスを披露した。

 14日から沖縄キャンプを実施しているINACは、18日にプレシーズンマッチの水原都市公社女子サッカークラブ(韓国)戦に臨み3-0と勝利した。INAC公式YouTubeチャンネルでは試合のフル映像を公開しているが、新戦力のイ・ミナも先発に名を連ねた。

 試合は前半27分、今季から10番を背負うなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のFW岩渕真奈のスルーパスからMF増矢理花が流し込んでINACが先制。さらに同42分、韓国のビーナスが魅せた。

 なでしこジャパンのDF鮫島彩がセンターサークル内へパス。周囲を確認し、反転しながらトラップしたイ・ミナは相手に寄せられながらも前方へショートパスを送ると、岩渕が相手と対面しながら右足の裏で絶妙なリターンパス。ワンツーで局面を打開したイ・ミナは、ダイレクトで増矢にダイレクトパスを送る。スルーパスに反応したMF仲田歩夢が左足でクロスを供給し、高瀬愛美が流し込んで2-0とリードを広げた。イ・ミナは後半途中に交代し、チームは終了間際にDF杉田めいのパスからFW島袋奈美恵がダメ押し弾。INACはそのまま3-0と勝利を収めている。

 MVPは先制弾の増矢が受賞した。まだ周囲とのコンビネーションに課題を残すイ・ミナだが、要所で持ち前のテクニックを発揮。とりわけ2点目の場面では、緩急をつけつつ岩渕とのパス交換でゴールの起点を作ったプレーは評価に値する。26歳の韓国人プレーメーカーは今後さらに輝きを放ちそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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