ケルン大迫、4カ月半ぶりゴールで咆哮! 監督の信頼も絶大「我々にとって重要な存在」
ハノーファー戦で左足を振り抜き、強烈な先制弾で今季リーグ戦2得点目を記録
ケルンの日本代表FW大迫勇也は、現地時間17日のブンデスリーガ第23節ハノーファー戦(1-1)で3試合ぶりに先発出場し、豪快な左足シュートで先制ゴールを挙げた。チームを率いるシュテファン・ルーテンベック監督は「オオサコは重要な存在」と日本人ストライカーへの大きな信頼を明かしている。
前半29分、ケルンは右サイドでFKのチャンスを獲得。ドイツ代表MFヨナス・ヘクターの左足キックはペナルティーエリア内で相手DFにヘディングでクリアされたが、こぼれ球にいち早く反応したのが大迫だった。上手く体を入れてコントロールすると、左足を振り抜いて強烈な一撃をゴールに突き刺した。
渾身の咆哮をあげた大迫のゴールは、昨年10月1日の第7節RBライプツィヒ戦以来約4カ月半ぶり。リーグ戦では今季2点目、UEFAヨーロッパリーグと合わせて公式戦4点目となった。
リーグ戦で30試合7得点8アシストを記録した昨季に比べ、今季の大迫は低調だが、依然として指揮官の評価は高い。ルーテンベック監督は試合後の会見で「フィットした状態であれば彼は我々にとって重要な選手。今日は良い試合をした」と言及した。
第23節を終えてわずか3勝(5分15敗)しかできず、勝ち点14で18チーム中最下位に沈むケルン。指揮官からの信頼を寄せられる大迫は、危機的状況のクラブを救う救世主となれるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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