インテル、悲運の“ピンポン”オウンゴール 「恥ずかしい」「眠っているのか?」とファン失望
シュクリニアルのクリアがラノッキアの膝に当たり、自陣ゴールに吸い込まれる不運
セリエAのインテルは、現地時間17日の敵地ジェノア戦に0-2で敗戦。12位の格下に足をすくわれ、4位に転落した。なかでも、前半終了間際に起こった“悲劇のオウンゴール”は、「インテリスタとして恥ずかしい」「眠っているのか?」とファンから厳しい言葉が浴びせられるなど反響を呼んでいる。
悲劇が起きたのは、スコアレスで折り返すかと思われた前半45分だった。ジェノアが左サイドから上げたクロスをスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが右足でクリア……したかに思われたが、ボールはCBコンビを組むイタリア代表DFアンドレア・ラノッキアの膝を直撃。まるでピンポンのようにはね返り、インテルのゴールにそのまま突き刺さった。
これには、守護神の元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチも反応できず。ゴール前に選手一人のジェノアに対し、3人いながら失点する発端となってしまったシュクリニアルは膝をついたまま、しばらく立ち上がれなかった。
インテル公式ツイッターが「45分:ジェノアがリード。エリア内でクロス、シュクリニアルがはね返すも、ボールはラノッキアに当たってネットに収まる」と失点の場面を速報すると、ファンもすかさず反応。「彼らは眠っているのか?」「インテリスタとして恥ずかしい」「最悪だ!」「冗談だろ? 笑わせる必要はない」「理解しがたい状況だ」と怒りと失望が込められたコメントが相次いだ。