バルサMFイニエスタに中国が触手 天津権健が年俸46億円の“メガオファー”を提示

バルセロナ象徴の一人として長年活躍もパト、ヴィッツェル、モデストの仲間入りなるか

 バルセロナが生んだ希代の司令塔に中国からメガオファーが届いているようだ。スペインメディア「ディアリオ・スポルト」が報じている。

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、下部組織から有望な選手を育て上げるバルサの象徴の一人として長年活躍してきた。それでも、今年5月に34歳を迎えることからも、今季終了後の去就に関してはクラブから自由を与えられていると現地スペインでは伝えられてきた。

 記事によれば、そのイニエスタを手中にしようと躍起になっているのが中国の天津権健だという。元ポルトガル代表MFパウロ・ソウザ氏を今季の指揮官に迎えた天津は、イニエスタに対して年俸3500万ユーロ(約46億円)の超巨額オファーを用意。実現すれば、1週間あたりでおよそ1億円というとてつもない金額を手にする。

 天津には元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト、ベルギー代表MFアクセル・ヴィッツェル、ブンデスリーガのケルンで日本代表FW大迫勇也と共闘してきたFWアントニー・モデストら強力な攻撃陣が所属している。ここにイニエスタが加われば、アジアレベルを超越した外国人軍団が誕生することになる。

 天津は今季のAFCチャンピオンズリーグに出場し、柏レイソルと同組。イニエスタ獲得が実現してもグループステージには間に合わないが、決勝トーナメントに進出すればJリーグ勢にとって強敵になる。注目されるイニエスタの決断は、高額年俸の中国行きになるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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