PSGに“ブラジル帝国”誕生!? ネイマールがレアルMFカゼミーロの“引き抜き”を進言
CLで対戦するレアルの中心選手を獲得するようにクラブへリクエストか
パリ・サンジェルマンは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦、レアル・マドリードとの第1戦で1-3と敗れ、苦しい状況に追い込まれた。PSGのブラジル代表FWネイマールは、来季に向けて“白い巨人”から選手を引き抜くことをチームに進言しているという。スペインメディア「ドン・バロン」が報じた。
「ネイマールはレアルからカゼミーロを獲得するようにクラブへリクエストした」
記事ではこのように伝えている。レアルとの対戦を経て、ブラジル代表で共闘する盟友を中盤に加えることが、欧州王者に駆け上がるためには必要だとクラブに訴えたという。
ネイマールは昨夏、史上最高額となる移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)でPSGに加入したが、一部ではレアルへの移籍の可能性が報じられてきた。その条件がPSGで欧州制覇を成し遂げることとも言われ、そのレアルから中心選手を“引き抜く”ことを進言しているという。
ネイマールとカゼミーロはブラジル代表のチッチ監督からロシア・ワールドカップ本大会のメンバー入り当確を宣言されている15人の中の二人であり、PSGからは計4人が名を連ねている。カゼミーロの加入が実現すれば、パリの強豪に今以上の“ブラジル帝国”が誕生することになる。
ピッチ外のクラブ戦略にも影響を及ぼし始めたネイマールは、第2戦での逆転勝利を引き寄せることができるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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