リーガ公式も勘違い!? 超人メッシ、“50m単独ドリブル弾”に再脚光「これはゲーム?」
15-16シーズンの敵地エイバル戦で相手5人を翻弄したゴールをフラッシュバック
リーガ・エスパニョーラ首位を走るバルセロナは、現地時間17日にリーグ第24節エイバル戦を迎える。リーグ戦直近2試合で引き分けと“足踏み”したが、過去2年の敵地エイバル戦は平均4得点と相性が良い。リーガ公式ツイッターは、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが過去のエイバル戦で決めた“50m単独ドリブル弾”の動画を公開し、「これはビデオゲーム?」と卓越した技術を称えている。
バルサは昨年9月に行われたエイバルとの今季初対戦で6-1と快勝。メッシが圧巻の4ゴールを挙げ、日本代表MF乾貴士が所属するエイバルに本拠地カンプ・ノウで力の差を見せつけた。加えて、バルサは敵地での同カードで相性が良く、16年、17年ともに4-0で勝利している。
リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは、試合前日の16日に15-16シーズンの敵地エイバル戦のハイライトを投稿。同試合ではメッシがハットトリックを決めているが、映像ではその1点目となる前半41分のシーンを収録している。
カウンターを仕掛けたバルサは、センターサークル付近でボールを受けたメッシがドリブルで一気に加速する。バックステップで対応するエイバル守備陣を釘付けにし、ペナルティーアーク付近で中央から左へと方向転換。一人をかわすと、シュートフェイクでもう1枚のマーカーに足を出させ、その股下を通して鋭いシュートをゴール右隅に突き刺した。
右サイドではウルグアイ代表FWルイス・スアレスが相手を引きつけているなど“サポート”を受けているとはいえ、エイバルがDF陣4人、GKと5人いる状況を一人で打開。リーガ公式ツイッターは「これはビデオゲーム? いや、メッシだ」と綴り、その圧巻の個人技をまるでゲームと勘違いしてしまうレベルだと例えた。投稿の返信欄では、「今まで見た中で一番の天才」「生きる伝説」「歴史に名を刻む男」「史上最高の選手」と称賛のコメントが書き込まれている。
果たして、“超人”メッシは17日の一戦でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images