C・ロナウド>463クラブ! 世界の強豪を上回るCL通算得点数「116」に海外紙が脚光
PSG戦の2ゴールで通算得点数を116へ CL出場クラブでこれを上回るのは48クラブのみ
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン(PSG)戦で殊勲の2ゴールを挙げ、3-1の逆転勝利に貢献した。これで自身のCL通算ゴール数は116となったが、CL出場クラブでロナウドの通算ゴール数を上回るのはわずか48クラブで、463クラブはそれを下回っているという。スペイン紙「AS」が伝えている。
ロナウドはPSG戦の前半終了間際にPKで同点ゴールを奪うと、後半36分にはスペイン代表MFマルコ・アセンシオのクロスを相手GKが触れたところに詰めて決勝点をゲット。重圧に負けないメンタルの強さ、ポジショニングの巧さを発揮した。
これでレアルで決めたCL通算ゴールを101としたロナウド。マンチェスター・ユナイテッド時代を合わせると116ゴールとなったわけだが、この数字はCL出場経験があるクラブと比べても圧倒的なものとなっている。1955年から始まった前身チャンピオンズカップから数えて、CLには計511のクラブが出場してきた。その中でロナウド以上にゴールを奪っているのは、歴代1位のレアル(929ゴール)、2位バイエルン(652ゴール)、3位バルセロナ(586ゴール)など48クラブだけだ。
ロナウドと同ゴール数に並ぶのはFCコペンハーゲン(デンマーク)、クラブ・ブルージュ(ベルギー)、フェネルバフチェ(トルコ)という中堅国の名門クラブで、近年欧州の舞台で存在感を見せているマンチェスター・シティ(102ゴール)、ナポリ(60ゴール)といった強豪もロナウド以下となっている。この数字を見るだけでも、ロナウドが10年以上に渡って大舞台で得点を量産している凄みが伝わってくる。
AS紙公開のCL通算ゴール数トップ10は以下の通り。
1位 レアル・マドリード(スペイン) 929
2位 バイエルン(ドイツ) 652
3位 バルセロナ(スペイン) 586
4位 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 495
5位 ACミラン(イタリア) 416
6位 ユベントス(イタリア) 406
7位 ベンフィカ(ポルトガル) 393
8位 リバプール(イングランド) 356
9位 ポルト(ポルトガル) 341
10位 アーセナル(イングランド) 332
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images