メッシ、乾所属のエイバル戦を前に“舌なめずり”!? お得意様データに現地紙も注目
エイバル戦通算12ゴールのメッシ、1試合平均2得点をマーク
日本代表MF乾貴士が所属するエイバルは、現地時間17日に本拠地イルプーアにバルセロナを迎え撃つ。バルサ視点に立つと、20日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント第1戦チェルシー戦を控えるとはいえ、リーガ制覇に向けて落とせない一戦となるが、エイバル戦を”大好物“としているのがアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。
スペイン紙「マルカ」調べのデータによると、メッシはエイバルを“お得意様”としている。通算6試合に出場し、12ゴールをマークしており、1試合平均2得点を叩き出している。特に今シーズンの第4節、カンプ・ノウで行われた同カードではメッシが大爆発し、4ゴールの固め打ち。バルサはチームとしても6ゴールを奪い、乾がフル出場したエイバルを完膚なきまでに打ち砕いたのだ。
これを受けて同紙は「メッシはエイバル戦を前に“舌なめずり”しているだろう」との刺激的なタイトルをつけ、「メッシは今シーズンも変わらずの好調さを保っており、次の対戦相手エイバルは12ゴールを取られている。アルゼンチン人アタッカーの“大好物”となってしまっている以上、特に気をつけなければならないだろう」と記した。
とはいえ、エイバルも手をこまねいているわけではない。直近のバルサ対エイバルの4試合はバルサから見て、2勝2分である。また敗戦したとはいえ、昨シーズン最終節には乾が鮮烈な2ゴールを挙げ、優勝争いに向けて必勝態勢だったカンプ・ノウを凍り付かせる一幕もあった。世界指折りの強豪クラブに対して、乾の一刺しが再び見られるのか――。スペインでも注目されている。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images