C大阪MF山口、バルサ戦を控える元同僚のエイバルMF乾について言及

　日本代表MF乾貴士が所属するエイバルは、現地時間17日のリーグ第24節でバルセロナを本拠地で迎え撃つ。昨年9月に行われた第5節では1-6と大敗したものの、昨シーズン最終節に敵地カンプ・ノウで2得点決めた乾の活躍は今も記憶に新しい。注目の一戦を前にJ1セレッソ大阪時代の同僚であり、日本代表で共闘するMF山口蛍が「Omnisport」のインタビューで乾について言及。プレーの凄さや、バルサ戦への期待について語った。

　山口は乾について「ドリブルはラ・リーガでも上位に入るほどの武器」と語り、「観ていても本当に凄いなと思うプレーばかり」と絶賛。その一方で、「バルセロナのような世界最高のチームに対して、ドリブルで仕掛けて抜いていく姿を観てみたい、できれば得点してほしい」とエールを送った。

　また、乾本人に対するメッセージとしても、「前回（バルサ戦で）2点取っているので、今回も点を取ってください、日本からしっかり観ています」と期待を込めた。

　乾は昨シーズン最終戦となったバルサ戦で日本人初ゴールをマーク。先制弾を含む2ゴールとあって、スペインだけでなく世界中から注目を集めた。スペイン紙「スポルト」も「イヌイはバルサ対エイバルの偉大な主人公となった」と伝えたほどだ。

　10日のゼロックス・スーパーカップで川崎に3-2と勝利して初出場初タイトルを獲得したC大阪。さらに14日のAFCチャンピオンズリーグ（ACL）グループステージ初戦の敵地済州ユナイテッド（韓国）戦も1-0と白星で好スタートを切った。

　Jリーグ開幕も近づき、C大阪の新キャプテンとして多忙を極める山口だが、日本代表で共闘する仲間の活躍を心待ちにしているようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images