「CLに愛される男」C・ロナウド PSG戦2発、“レアルだけ”で大会通算100ゴール達成

ラウンド16の大一番で輝いたエース、3-1の逆転勝利を導く

 さすがはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)“ゴールメーカー”だ。レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間14日に行われたCL決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン(PSG)戦で2ゴールを挙げて、3-1の逆転勝利に貢献した。この日の1点目はレアルで挙げたCL通算100ゴールになったと、スペイン紙「マルカ」が報じている。

 レアルにとって前人未到の大会3連覇がかかる一方、今季勝ち点を幾度となく落としている本拠地サンチャゴ・ベルナベウでのPSG戦は極限の重圧がかかる一戦だった。そのなかで前半33分に、ブラジル代表FWネイマールの絶妙なヒールの落としからMFアドリアン・ラビオに先制点となるアウェーゴールを許す。漂った“またか”のムードを振り払ったのは背番号7だった。

 前半終了間際にドイツ代表MFトニ・クロースがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、キッカーはロナウド。魂を込めた一撃はゴール左に突き刺さり、1-1に追いついた。これが“レアルだけ”で挙げた、CLでの通算100ゴールとなったのだ。

 もちろん、節目の数字だけで満足するロナウドではなかった。後半38分、MFルカ・モドリッチのパスを左サイドで受けた途中出場のMFマルコ・アセンシオがゴール前にクロス。相手GKが弾いたところ、ロナウドの足に当たってゴールネットを揺さぶる。ポジショニングがもたらした決勝点に歓喜の咆哮。レアルはその後、ブラジル代表DFマルセロにも追加点が生まれて、誇り高き逆転劇を演じた。

 

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