鹿島、ACL初戦は上海申花に1-1ドロー 内田はフル出場も勝ち越しゴールはならず
遠藤がこぼれ球を胸で押し込み同点に
1点ビハインドでハーフタイムをおりかえした鹿島だったが、後半6分に反撃の狼煙を上げる。ペナルティーエリア内で混戦となると、鈴木がやや強引にシュートを放ち、最後はこぼれ球を遠藤がとっさの判断で胸で押し込んでゴールネットを揺らす。鹿島が勝負強さを見せて1–1に追いついた。
その後は同22分に安西がシュートを放つ場面があったものの、なかなか試合を動かせない。後半32分にはマルティンスにニアサイド至近距離からシュートを打たれたが、曽ヶ端が手ではじき出して難を逃れた。
そして、試合終了間際にレオ・シルバが決定機を生かせず、アディショナルタイムには内田が果敢にシュートを放つも、結局このままスコアは動かずタイムアップの笛がなかった。90分間戦い切った内田の古巣復帰戦を勝利で飾ることこそできなかったが、ホームでの敗戦は逃れた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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