「多くの罠がある」 ドルトムントDF、“恩師”と激突するELアタランタ戦を警戒

「クラブは契約更新したいと思ってくれている」

 今季はペーター・ボス新監督が不振で解任され、昨年12月にペーター・シュテーガー監督が就任。エースのオーバメヤンが退団するなど、激震のシーズンとなっている。

「開幕7試合で6勝してスタートした。その後怪我人が出て、その影響を受けた。サポーター? 確かに、僕らの強みだ。僕たちの悲劇を理解してくれた。彼らは常に助けてくれる。ホームでのカップ戦決勝でバイエルンに負けても、彼らは拍手してくれる。(僕は)このクラブの(ゲーム)キャプテンであることに誇りに感じているんだ」

 パパスタソプーロスはドルトムントへの愛情を示すとともに、契約延長オファーがあったことを明かしている。

「セリエA復帰? ないとは言えない。ボルシアでは居心地がいいんだ。あと1年契約が残っている。クラブは契約を更新したいと思ってくれている。僕はそれでいい。でも、今はシーズンの目標を全力で掴み取りたい。僕の一番の思いは、このユニフォームに全てを捧げて戦うこと。ドルトムントで180試合目になる。それを僕は証明してきたと思う」

 香川真司ら前線のタレントを支えるドルトムント守備陣で、最後の砦として存在感を放つベテランはクラブに忠誠を誓っていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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