GKから7秒、驚異のファーストタッチ“電光石火弾”に反響 「チームゴラッソ」「非現実的」
ボルトンがフルハム戦で華麗な同点弾 途中出場フォンドルがファーストタッチでゴール
イングランド2部のチャンピオンシップで、GKのロングパスを起点に途中出場のFWがファーストタッチでゴールを陥れる“電光石火の早業”が誕生。組織で奪った美しいプレーが「チームゴラッソ」「まさにマスタークラス」と注目を集めている。
驚きのゴールが飛び出したのは、現地時間10日のボルトン対フルハム戦(1-1)だった。
前半4分に先制を許したボルトンは、1点ビハインドのまま後半に突入。迎えた同16分だった。GKベン・アニックが自陣ペナルティーエリア内から蹴ったボールはぐんぐんと伸び、アタッキングサード付近に落下。今季新加入の20歳MFアントニー・ロビンソンが相手と競り合って頭でゴール前に流す。これに反応したFWアダム・ル・フォンドルは斜めに走りながら、ペナルティーエリア左でワンバウンドしたボールに合わせて左足を一閃。糸を引くようなシュートは、相手GKが懸命に伸ばした手の上を越えてゴールに突き刺さった。
GKのキックからわずか7秒。爽快かつ貴重な同点弾に本拠地マクロン・スタジアムに駆け付けたサポーターは大興奮。英テレビ局「Channel 5 Sport」公式ツイッターによれば、後半14分に途中交代でピッチに立ったばかりのフォンドルは、これが試合のファーストタッチだったという。動画付きの投稿には、「チームゴラッソ」「非現実的」「美しい」「ゴール・オブ・ザ・シーズン」「まさにマスタークラス」と驚きのコメントが寄せられている。