“貴公子”トーレス、絶妙トラップ→オーバーヘッド弾に再脚光 ファン絶賛「王様」
昨季のセルタ戦で決めた華麗な一撃をリーガ公式ツイッターが動画付きで紹介
アトレチコ・マドリードは現地時間10日のマラガ戦に1-0で勝利し、首位バルセロナを勝ち点7差で追走している。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがエースとして君臨するなか、33歳となったスペイン代表FWフェルナンド・トーレスは今季リーグ戦の先発出場は3回にとどまっているが、積み上げてきた実績とファンの愛情は決して色褪せない。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターも、“スペインの貴公子”が過去に決めた超絶オーバーヘッド弾に再びスポットライトを当てている。
「ちょうど1年前…トーレスはこのゴラッソを生んだ」
リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターがこのようにメッセージを添えて回顧したのは、2016-17シーズンの第22節本拠地セルタ戦(3-2)の一撃だ。
先制されて迎えた前半11分、アトレチコは左サイドでボールを持ったベルギー代表MFヤニック・カラスコがカットインからゴール前のトーレスへくさびのパスを供給。背番号9は手前でバウンドしそうな難しいパスの勢いを右足裏で殺し、浮き上がったボールに倒れ込みながら右足を一閃。華麗なオーバーヘッドから放たれたシュートは、美しい弧を描いてゴール右のサイドネットに突き刺さった。