ピッチ内外のメッシの印象は? バルサ同僚MFラキティッチが告白「彼はシャイ。でも…」
今季20ゴールで得点ランクトップのメッシ、ラキティッチも“特別”と称える
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、30歳で迎えた今シーズンも圧倒的な輝きを放っている。優れたドリブル突破と決定力は衰えるどころか輝きを増しているようにすら映るが、チームメートの目にはどのように見えているのだろうか。クロアチア代表MFイバン・ラキティッチが地元テレビ局「アンテナ3」の番組に出演して、その印象を語っている。
メッシはリーガ・エスパニョーラ第23節終了時点で20ゴール。2位で同僚のウルグアイ代表FWルイス・スアレスに4ゴール差をつけて得点ランキングトップに立っている。今季から就任したエルネスト・バルベルデ監督にとっても不可欠な存在となっているが、それはチームメートであるラキティッチから見ても変わらないようだ。
ラキティッチといえば、豊富な運動量と射抜くようなミドルシュート、視野の広いロングパスなどを備えたミッドフィルダーとして知られ、2014年にバルサへ加入した。「3、4人もチャンピオンクラスの選手と一緒にやるのは夢だったんだ。世界最高のチームで毎日過ごすことを楽しまなければいけないよね」と語り、メッシについても言及している。
「僕らの試合は彼に大きく依存している。話すことで何かを理解する必要はないし、その動きを見るだけで十分だよ。サッカーの歴史でも最高の選手で、1秒もあれば試合の局面を変えてくれる」
ラキティッチは「彼はとてもシャイなんだ。でも僕が加入した時、自分を支えてくれたひとりでもあった。彼は普通の人とは違うよ」と、メッシの内面とその優しさについても触れている。ワールドクラスのMFにも“特別”と称えられるメッシ。その存在感はやはり絶大だ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images