中村俊輔が「ピクピクPK」を伝授!? 東京五輪世代エースFWの“12秒駆け引き弾”に反響
小川が公式インスタグラムに動画公開、中村が真横で指導した成果は…
東京五輪世代のエース候補として期待される男が完全復活の兆しを見せている。ジュビロ磐田の20歳FW小川航基が大怪我から戦線に戻り、11日の練習試合・湘南ベルマーレ戦でPKからゴールを決め、3戦連続弾と猛アピール。そんななか11日に自身の公式インスタグラムを更新した小川は「ピクピクPK」と命名した動画を公開し、先輩である元日本代表MF中村俊輔から指導を受けている様子が反響を呼んでいる。
小川は17年5月のFIFA U-20ワールドカップで日本代表メンバーに選出されると、グループリーグ初戦のU-20南アフリカ戦で同点ゴールを決めるなど活躍。だが同25日の第2戦ウルグアイ戦で足を負傷し、前半途中に負傷交代を余儀なくされた。左膝前十字靭帯損傷および外側半月板損傷で手術を行い、全治約6カ月と発表されていた。
長期間のリハビリを経て戻って来た小川は、新シーズンに向けて3戦連続ゴールを決めるなど好調をキープしているが、11日に公式インスタグラムを更新。「ピクピクPK」と切り出し、「かけひき長すぎかな。三浦選手とれません…」と続けている。
グラウンドでのワンシーンを映した動画では、小川がPKのキッカーを務め、PKスポットの横に中村が立ち、GK三浦龍輝が立ち塞がった。中村が左足を振り抜く仕草を見せて小川に指導し、それを受けて小川も自らの動きをチェック。そうしてボール横に左足を置いた小川は、全く助走を取らずに体を少し揺らしてGKを牽制する。12秒近くの駆け引きを見せた後、ようやく右足を一閃。ボールは左ポストに当たってそのまま吸い込まれた。