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英雄マラドーナがアルゼンチン代表を一刀両断 「頼るのは恥」と評した選手とは?
威信を失いつつある代表チームでイカルディを非難 唯一の“例外”は…メッシ
元アルゼンチン代表の天才MFディエゴ・マラドーナ氏は、現役引退後も歯に衣を着せぬ発言で世間を賑わせてきた。ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選で苦しんだ代表チームの現状を「世界はアルゼンチンへの敬意を失った」と指摘する一方で、ただ一人例外の存在がいるとした。アルゼンチン紙「ディアリオ・ポプラール」が報じている。
母国紙のインタビューに応じたマラドーナは、“ディエゴ節”を炸裂させた。
「私をイライラさせるものは、現在アルゼンチン人であることにリスペクトされないことだ。誰も我々のことを恐れない。最近のナイジェリア戦では8失点するところだったんだ」
昨年11月15日のナイジェリアとの親善試合で、アルゼンチンは2-4と完敗。結果の2倍となるゴールを許していた可能性もあったという。マラドーナ氏はサッカー界での威信を失ったと代表チームの不甲斐なさを指摘したが、例外が存在するという。
「メッシを除いて、世界はアルゼンチンへの敬意を失った」
リオネル・メッシ(バルセロナ)はナイジェリア戦を欠場。絶対的エース以外は、世界から恐れられていないという見解を示すとともに、“ある選手”の代表選出に怒りを爆発させている。
「ワールドカップでマウロ・イカルディに頼るなんていうのは恥だ。イグアインは10倍いいよ。あの子(サンパオリ監督)は何も分かってないのは明らかだ。彼が分かっていることは友達の家でご飯を食べに行くことぐらいだろうな」
インテルのエースFWマウロ・イカルディはかつて先輩のFWマキシ・ロペスの妻を“寝取った”経緯から、マラドーナ氏はこれまでもその人間性を非難していた。そんなイカルディを招集したホルヘ・サンパオリ監督にも怒り心頭の様子だった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images