下位に不覚のマンU、モウリーニョが自虐的総括 「10時間プレーしても得点できない」
ニューカッスルの戦いぶりを称える 「彼らは動物のように戦った」
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは現地時間11日に行われたプレミアリーグ第27節でニューカッスルに0-1で敗れた。指揮官は「彼らは動物(animals)のように戦った」と対戦相手を激賞した上で、「10時間プレーしても得点できなかった」と自虐的に語ったと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
序盤からユナイテッドが攻勢を仕掛けたが、試合は0-0のまま推移して後半へ。すると同20分にホームのニューカッスルが、セットプレーからペナルティーエリア内でつないだボールを、最後はMFマット・リッチーが蹴り込んで決勝点を奪った。
試合に敗れたモウリーニョ監督は試合後、「彼らは動物のように戦った」と語った。「これはフットボールにおいては褒め言葉だ。賛辞として受け取ってもらいたい」と語り、前節終了時点で16位に沈んでいたニューカッスルの奮闘を称えた。
一方で、自らのチームに対しては「フリーキックの守備でミスがあった」と指摘。また、英公共放送「BBC」のインタビューでは、「10時間プレーしていても得点できなかっただろう」と自虐し、攻守ともに課題を指摘した。
新加入のFWアレクシス・サンチェスやエースFWロメル・ルカクもゴールを奪えず。ここ3試合で2敗目と勝ち点獲得のペースが落ちている。リーグ戦はまだ11試合を残しているが、首位マンチェスター・シティとの勝ち点差は16に広がった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page 1/1