二度引退から復帰の元なでしこMF、元日本代表DFと「同じホテルに偶然」2ショット公開
同僚の「日本人いるよ」で実現…元浦和のMF堂園彩乃がツイッターに写真投稿
現役引退から復帰するケースはあるものの、二度の引退表明から海外挑戦をするケースはそう多くない。かつて浦和レッズ・レディースやU-20日本女子代表で活躍したMF堂園彩乃は、スペイン女子1部リーグのグラナディージャ・テネリフェ・スールで奮闘を続けているが、同じホテルに前泊した際に偶然にもスペインで戦う元日本代表DFに遭遇したという。
現在27歳の堂園は異色のプレーヤーだ。2008年、神村学園高校から浦和レッズ・レディースに加入し、U-20女子ワールドカップにも出場した経験を持つ。加入初年度に左膝前十字靭帯の重傷を負い1年ほど戦列を離れるアクシデントもあったが、浦和では09年と14年になでしこリーグ制覇を成し遂げている。
だが起用法や世代交代などもあり、14シーズン後に一度目の引退を表明。その後、15年6月にオルカ鴨川FCで現役復帰を果たすも、15シーズン後に二度目の引退を決意した。だが、浦和時代に共闘した千葉望愛(サラゴサCFF)とのやり取りを通じて現地コーディネーターを紹介してもらい、16年5月から6月にかけて数チームを回り、グラナディージャへの加入が決まった。
柴崎岳(現ヘタフェ)がテネリフェに移籍した際、同じ地でプレーすることから注目を集めた堂園だが、11日に更新した公式ツイッターでは元日本代表DF鈴木大輔(スペイン2部ヒムナスティック・タラゴナ)との2ショット写真を掲載。「チームメートが日本人いるよ。って教えてくれた」という。