悲劇のフランス人MF、ゴール前1mでのシュートミスに唖然 「大惨事」「まるで悪魔が…」
アミアンのMFフォファナがボルドー戦で衝撃ミス、各国メディア騒然
フランス1部のリーグ・アンで衝撃的なミスが生まれた。現地時間10日に行われた第25節、敵地に乗り込みボルドーと対戦したアミアンの選手が思わず天を仰いだのは、0-0で迎えた前半29分のシーンだった。
右サイドからペナルティーエリア内に走り込んだFWスティベン・メンドーサがボールをキープ。タメを作ってから反転し左足で逆サイドにクロスを送ると、ダイレクトで折り返されたボールはゴール正面にフリーで走り込んだフランス人MFゲスマ・フォファナの足もとへ。相手GKも完全に逆を取られ、無人のゴールを目の前にしたフォファナが左から来たボールに右足で合わせにいく。
左右に大きく揺さぶった華麗な連携からゴール――と誰もが思った瞬間、ボールは信じられないような動きを見せて枠外に逸れていく。フォファナのかかと付近に当たったボールは真下に飛んでピッチに叩きつけられ、バウンドしてフォファナの左足に当たってゴール右に逸れてしまった。
悲劇的なシュートミスにフォファナはもちろん、ピッチに立つアミアンの誰もが頭を抱えて天を仰いだ。オランダメディア「SPORTNIEUWS.NL」は、このシーンを動画付きで「まるで悪魔が見守っていたかのように、アミアンにとっては大惨事になった」と紹介。イタリアメディア「TODAY SPORT」も「がら空きのゴール前、ラインから1メートルの距離で、二度のシュートによってボールが外に送り出される信じられないミスになった」と、衝撃的なシーンを伝えている。
試合はその後、ボルドーが3点を積み重ね、アミアンも終盤に2点を返して粘ったが1点及ばず2-3で敗戦。フォファナの悲劇的なシュートミスは、悔やんでも悔やみきれないものになってしまった。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images