移籍騒動マフレズが3戦ぶり戦列復帰 レスター監督歓迎「全選手が好意を持って迎えた」
シティ戦で移籍騒動後初の試合出場 指揮官も納得「我々は当然強くなった」
レスター・シティのアルジェリア代表MFリヤド・マフレズは移籍が叶わなかったことからクラブへの不満を示し、練習欠席を続けていた。しかし、欠場確実と見られた現地時間10日のリーグ第27節マンチェスター・シティ戦(1-5)に途中出場。クロード・ピュエル監督は「チームにとってかけがえのない選手」と語り、戦列復帰を歓迎した。英紙「レスター・マーキュリー」が報じている。
今冬の移籍市場最終日、リーグ首位のシティがマフレズ獲得のために移籍金6000万ポンド(約91億円)のオファーを提示。しかし、レスターはこれを断り、移籍を希望していたマフレズはショックから練習欠席を続けていた。
1月31日の第25節エバートン戦(1-2)、3日の第26節スウォンジー戦(1-1)と連続で欠場していたレフティーは、敵地でのシティ戦も欠場することが確実視されていた。しかし、FW岡崎慎司の負傷で人員不足が顕著となっていたレスターのベンチメンバーリストにはマフレズの名が記され、後半17分にFWフセニ・ディアバテとの交代で3試合ぶりのピッチに立った。
チームを率いるピュエル監督はマフレズの心情に理解を示したうえで、早期復帰を熱望していた。それだけに、試合後には「時間を失ったが、今は前を向くことだ。移籍市場は終わったんだ。今、重要なことは前に進むこと」とコメント。「ベストプレーヤーがいることで、我々は当然より強くなった」とマフレズ復帰を歓迎した。