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元レアルDFコエントラン、屈辱の“ずっこけ守備”に海外注目「ノックアウトされた」
同胞リカルドの鋭い切り返しについていけず、ピッチに“ダイブ”
明と暗――。全ての物事にはコントラストが存在する。サッカーにおいては、華麗な技を決めて脚光を浴びる選手の陰で、完膚なきまでに打ちのめされた相手は肩を落とし、時にファンやメディアから批評されることも少なくない。タッサ・デ・ポルトガル(カップ戦)準決勝のポルト対スポルティング戦・第1戦で、スペインの名門レアル・マドリードでもプレーしたDFが相手の華麗なテクニックの前に転倒し、“ずっこけ守備”で話題を呼んでいる。
不本意な形で注目を集めてしまったのは、スポルティングのポルトガル代表DFファビオ・コエントランだ。
現地時間8日に行われたポルト戦、スポルティングは後半15分にFWソアレスのゴールで失点し、敵地での第1戦を0-1で落とした。この試合でポルトにカウンターを受けた場面でコエントランを“悲劇”が襲った。
右サイドから突破を図るポルトガル代表DFリカルド・オリベイラの進路に立ちはだかろうとするも、ボールを蹴り前に出されて阻止できず。スピードに乗る相手を懸命に追いかけたが、ペナルティーエリア右隅に差し掛かった瞬間、同胞に右足ヒールで左に切り返されるとバランスを崩してそのままピッチに“ダイブ”。見事なまでのずっこけで、完全に抜き去られてしまった。