C・ロナウド、“復活”のハットトリック CLベスト16のPSG戦前にリーガ33度目の快挙
33歳初戦となったレアル・ソシエダ戦でエースが大爆発
レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが今季初、リーガ通算33度目のハットトリックを達成した。現地時間10日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節レアル・ソシエダ戦で3ゴールを叩き込む大活躍。5-2の勝利で復調を印象付けた。
レアルは今季リーグ戦で思うように勝ち点を積み上げられず、来季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保とCL3連覇にすべてを注ぐしかない状況となっている。14日の決勝トーナメント1回戦パリ・サンジェルマン(PSG)戦直前のタイミングの一戦で覚醒したのはエースのロナウドだった。
キックオフ1分も経たずにロナウドのクロスからスペイン代表MFマルコ・アセンシオのヘッドで先制すると、前半27分にはブラジル代表DFマルセロの折り返しをロナウドがゴールに叩き込んで追加点をゲットした。
レアルの勢いは止まらず、前半34分にドイツ代表MFトニ・クロースのチーム3点目が生まれ、その3分後にはコーナーキックからロナウドが頭でねじ込み前半だけで4-0と試合を決めた。
後半に入って4-1となった35分には、再びロナウドが躍動する。ウェールズ代表FWギャレス・ベイルのシュートを相手GKが弾いたところ、ロナウドが押し込んでハットトリック。リーガ公式サイトによると、これがリーガでの通算33度目のハットトリックとなった。
2失点した守備は反省点だが、2月5日に33歳を迎えてから初戦となったロナウドにとってはゴール量産態勢に入ったことを示す活躍ぶりとなった。“生きるか死ぬか”のPSG戦でも、この日見せた決定力を発揮するか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images