ブンデス公式が選ぶ長谷部誠「トップ5モーメント」 “GK起用”を抑え1位に輝いたのは?
絶体絶命のピンチを救った“首ブロック”が1位
3つ目は2010-11シーズンに起きたGK起用だ。11年8月19日のボルシアMG戦で交代枠を使い切った終盤にスイス代表GKマルヴィン・ヒッツが退場処分となり、急遽代役としてゴールマウスを守った。 “守護神・長谷部”は奮闘を見せたが、後半40分に追加点を許して結果は1-3で敗れた。
4つ目は2016-17シーズンの第21節インゴルシュタット戦で生まれた衝撃のPK失敗シーンだ。0-1と1点ビハインドで迎えた後半10分に獲得したPKのキッカーを任された長谷部だが、右隅を狙ったシュートはGKにセーブされた。こぼれ球を再び狙うも、右足インサイドで合わせたシュートはクロスバーを直撃。クリアされて長谷部は頭を抱えた。映像では、「スーパーミス」と驚きを持って伝えられている。
ミスから一転し、ラスト5つ目はチームを救うスーパーセーブだ。今季第5節のケルン戦(1-0)の前半27分、GKも飛び出してゴールががら空きとなった状況で、長谷部はケルンFWシモン・ツォラーの左足シュートを首でブロック。絶体絶命の危機を救った。痛みから喉元を抑えて悶絶するも、その後もプレーを続けて勝利に貢献した。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images